「かかわりの教室」様にて　
　
【足育と発達】
　
についてのセミナーを行なわせて頂きました。
　　
足育をお話する上で
靴の選び方・履き方
は非常に重要な事ではありますが
　
足をもっと広義に
バランスよく歩く
　
という事まで考えると
子供の発達はかかせません。
　
思い起こせば１０年前以上の
臨床実習にて
　
脳梗塞後の寝ている状態の患者様を
バイザーの先生は

・座らせたり
・膝立ちをさせたり
　
されておりました。
当人の意識はありませんが
早期リハを行なう上で重要な事であり
さらには
　
【意識がなくても反射だけで立てる】
　
という当時の私には衝撃的な体験でした。
　
それから１０年以上が経ち
靴の重要性を考えると同時に
　
原始反射　
　
の重要性も身に染みて体験することになり
　
足育を伝える上で
同じくらい重要なキーポイントになると思った次第です。
　　
【歩きが悪い＝筋力がない】
　
そんな乱暴かつ簡単な現象はあまりないと思います。
　
靴を履く前に、裸足の機能が悪すぎたり
原始反射が十分に育っていなかったりすると
　
目的の動きは達成できません
　
原始反射をしっかりと発達してもらい
十分なバランス能力の獲得と合わせて
靴の選び方・履き方を見ていくと
　
お子様の未来にも
少ならからず光がさすものだと考えております。
　　
元からある一人づつの特性・個性は変わらなくても
育つ環境を見直し、伸ばしてあげる事で
　
将来への不安が少しでも減って頂けたらと
　
言葉の下手な私なりに講義をさせて頂きました。
　
ご参加された皆様
ご用命くださった「かかわりの教室」の皆様
　
本日はありがとうございました。