整体日本一決定戦の青空整体での一幕。
今回は、バレーボール中に肩を痛めてしまった女性のお話です。
「腕を横に上げようとすると痛いんです」と、
3週前から続く痛みに不安そうなご様子でした。
まずお話を伺うと、ご自身では「五十肩かな?」と心配されていましたが、
大切なのはそれが単なる痛みなのか、あるいは「凍結肩」の状態にあるのかを見極めることです。
最近では五十肩・肩関節周囲・凍結肩をひとまとめにして解説している方もいますが
はっきりと言えるのは、凍結肩は別物です。
凍結肩は肩関節や周囲の機能不全で起こっているのではなく、
例えるならば膠原病のように関節包が硬くなってしまうもの。
ただ半年から1年でなぜかこの現象は終わります。
そのためこの期間に関節包にアプローチはできないので
整体や理学療法はノーチャンスです。
もちろん固まる期間が長いので、その間の可動域訓練は必要かもしれませんが
完治には時間と言う薬が必要です。
という前口上をしたのですが、
今回のケースは体全体のつながりを整えることで十分改善の余地があることが分かりました。
さて、今回の青空整体の持ち時間は15分。
そして私は北海道の札幌市。
またお会いできるかはわかりません。
ですので自主トレが重要になりますが、わかりやすく少ない種類でないと覚えることも難しいので、今回は呼吸を中心にプログラムを組み立てる事にしています。
仙骨の動きから呼吸の問題を見ます。
すると息が吐けていないタイプの動きです。
次に頭蓋を見ます。
これも息が吐けていない動きをしていた為
施術の組み立てとしては息を吐ける環境を作る事になりました。
まず首の付け根(環椎後頭関節)や、あばらの関節(肋横突関節)にも動きの制限がありましたので、これらを調整し、呼吸と体幹がスムーズに連動する状態へと導いていきます。
次に注目した場所は、意外にも「下腹部」の緊張です。 仙骨周辺から、卵巣、膀胱、そして子宮直腸付近の硬さを丁寧にリリース。こうした内臓側の緊張は、実は肩の可動域に大きく影響します。
施術の仕上げは、腕からのアプローチです。 手首や前腕のねじれを確認したところ、肘周辺で「尺骨神経」が圧迫されている反応がありました。ここをリリースし、神経の通り道を確保することで、肩へかかる負担を完全に取り除いていきました。
施術後、あんなに怖々動かしていた肩が、 「あ、痛くないです!スッと上がります」 と、本来の軽やかさを取り戻されました。
最後に、大好きなバレーボールを思い切り楽しんでいただけるよう、練習前に必要なセルフケアをお伝えして全ての工程を完了しました。
肩の痛みであっても、原因は肩そのものではなく、お腹や呼吸、そして指先の神経まで繋がっているものです。 「いつまでも痛みが引かない」とお悩みの方は、部分的なマッサージではなく、一度体全体の連動を見直してみませんか?
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フィジオウェルネスマルヤマ
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