ご紹介で来てくださった女性のお話です。

数週間前から右の股関節に痛みが出ていて、「つるような感じがするんです」とおっしゃっていました。

整形外科では「右は問題ないけれど、左の股関節が浅いから、もしかしたらそれをかばっているのかも」と言われて、腰のベルトをもらったそうですが......あまり変化はなかったみたいです。
　
普段から運動はよくされていて、散歩も近くの公園で良くされています。
ただ、冬道は滑りやすくて歩きづらいですよね。そのせいもあってか、肩こりも気になる様子でした。
　
気になっているのが、両方に腎臓結石があるそうで、悪さをすると背中や腰が痛むとのこと。今回もそれかな？と思って痛み止めを飲んでいたそうですが、変わらなかったようです。
　
検査をしてみると、身体の歪みがけっこう強く出ていました。
右足に体重を乗せすぎていて、そのバランスをとるために肩や背中で帳尻合わせをしている状態。
　
肩の動きを見たら「あれ？右肩がケガの後みたいな動き方をしているぞ？」と思ったら、昔痛めたことがあったそうです。なるほど、という感じでした。

施術はまず右足から。
右足の緊張が股関節をぐっと伸展方向に引っ張っていたので、そこをゆるめていきました。すると股関節の動きがかなり軽くなってきました。

次に左の股関節。寛骨が前に傾いたまま固まっていたので、太ももからじっくり緩めました。
冬道って、膝の上下動で歩くので太ももに負担がかかるんですよね。そこを取ってあげると、下半身と骨盤の動きが整っていきました。

そして腎臓結石があると言っていたので、背中やお腹、胸郭（あばらの動き）も調整。
その後に肩の施術も行いました。

施術後は肩も首もスッと動くようになって、
「ぜんぜん股関節痛くない。突っ張らなくなったわ。」

　
とコメントを頂きました。

冬道は膝の上下動が主な推進力になります。
すると帰ってきた時は太腿の筋肉、結構疲れてしまうんです。

多少おっくうですが、そこのケアはした方が良いんですよ。
　
〜札幌市の整体院〜
フィジオウェルネスマルヤマ