オリジナル商品「Protein+Multivitamin」
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フィジオウェルネスマルヤマからのお知らせ

扁平足で足が痛む野球部にインソールを作成

野球部に所属している男の子。
体育の授業でバスケットボールをしてから、左足が痛くなってしまったそうです。
整形外科では「偏平足」と診断を受けたみたいですね。
 
彼はキャッチャーをしていたこともあり、去年は右足の親指を「骨端線障害」と言われて、インソールを使ってなんとかしのいでいたそうです。今痛みが出ているのは、左足の内くるぶしの下あたり。足を内に向けたり下げたりすると痛みが出て、歩いても走ってもずっと痛みが続いているとのことでした。
 
実際に歩いてもらうと、すでに痛みが出ています。
片足立ちをしても、左足に体重をかけると痛くて、バランスも崩れがち。
でも、ここで"低反発のシート"を使ってみたところ、痛みが軽くなりました。
 
つまりこの選手は、肌の感覚がとても鋭いタイプなんです。
硬い床やザラザラした床、中敷きの素材などから、過剰に情報を拾ってしまうため、反射的に足が硬くなってしまうんですね。
 
この「肌の感覚と床面の関係」については、重心動揺計の実験でも同じような結果が出ています。
(たとえば、「チクチク・ザラザラが苦手」「洋服のタグが気になる」「髪の毛が肌についたらすぐわかる」といったタイプの方は、低反発シートの上で片足立ちをしたほうが、バランスが良くなることが多いです。)
 
さて、「足が痛い」と言うと、すぐに「偏平足」と言われがちですが、この選手の場合、立ったときにちゃんと土踏まずがあり、アーチも強く保たれています。関節はやわらかいタイプですが、特徴的なのは「立ったときにかかとが内側に倒れている」ことでした。
 
実はこれ、内側のふくらはぎの硬さが関係していることが多いんです。
体重を乗せない状態でつま先が内に向くタイプの人は、体重を乗せるときにかかとが床と平行になろうとするため、足全体が内側に倒れやすくなります。そこから「外反扁平足」になりやすいのですが、多くの場合は内側のアーチよりも、外側への荷重ができなくなっていることが原因なんです。
 
今回も、最初は「左足の痛みでインソールを作りたい」というご希望でしたが、
痛みを取るにはまず「足の機能を回復させること」が大切なので、整体を組み合わせて行うことになりました。
 
もちろん、インソールもとても重要です。
特に、肌の感覚が敏感なタイプや、スパイクやシューズの形が足に合っていない場合には、インソールが足の機能をしっかり支えてくれます。ただし、痛みで練習ができない状態を"治す"ためには、整体による機能改善が欠かせません。
 
実際にスパイクを履いて歩いてもらうと、足の指(足趾)への荷重がほとんどありませんでした。
右足は母趾(親指)が使えておらず、左足に至っては指全体で支える力がほとんど見られません。
本人にも「乗ってないです」と自覚があったようです。
 
そこでインソールを調整して足のバランスを整えると、
足趾への荷重がしっかりと出てきました。
 
「足が前に出やすい!床をちゃんと蹴れてる感じがします!」
 
そんないつもと違う感触が起こりました。
靴と足がきちんと合うことで、足本来の機能が発揮され始めた瞬間です。
 
「扁平足だから痛い」「外反母趾だから仕方ない」
そんなふうに言われてお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。

~札幌市の整体院~
フィジオウェルネスマルヤマ

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