肩の痛みで、職場の方のご紹介でいらした女性の方のお話です。整形外科では四十肩と言われ、水も溜まっているとのことでした。ただ、特に今後の治療方針やリハビリの説明もなく、気づけば2カ月が過ぎていたそうです。
今は腕や肩がしびれたり、寝るときにスマホを取ろうと腕を伸ばすと痛かったり、下着を着脱するときに肩が激痛だったりと、日常生活の中で不便なことがたくさんあるとのことでした。運転中には、肩がうまくはまっていないような感覚もあるそうです。
肩を確認してみると、まだ炎症が残っているようでした。炎症がある場合は、今日すぐに痛みをゼロにするのは難しく、身体全体を整えて肩への負担を減らし、炎症が落ち着くのを待つ方針になります。炎症とは、体のどこかの組織が損傷した状態のことで、体の中の見えない傷のようなものですね。
肩を動かすと、やはり動きが悪く、「はまっていない」感覚と一致しました。しびれについては、四十肩だけでなく頸椎の問題も関係しているかもしれないと思い、首を動かしてもらうとしびれが出ました。過去に交通事故の経験もあるため、首の影響もあるのかもしれません。
背中を見ると、あまり動きませんでした。仕事柄、1日に2万歩近く歩くこともあり、荷物を抱えながらの作業も多いため、背筋が疲れて硬くなっているのかなと思いました。さらに、顎もガクガクするとのことで、顎関節症のような症状もありそうです。
まずは右の股関節の動きが悪かったので、足や膝を調整しました。すると、少し身体の動きも出てきました。次にあまり動きが良くなかった首の動きを調整。首の右前側の硬さは腕の引っ張られ感もあったので、右手首や肘も調整。すると、首がスムーズに動くようになり、身体を捻る動作も問題なくなりました。
その後、腕や肩、そして背筋・肩甲骨も合わせて調整しました。
整体後は、バンザイや横に腕を上げる動きも痛みがなくなり、何より辛かった下着を外す動きも痛みなくできるようになりました。首を上に向けても、しびれや痛みがなくなったそうです。
「痛くないかも...」
「手を後ろに回すとすごく痛かったけど、今は大丈夫です...」
と喜んでいただけました。
最後に、背中も含めて脊柱が滑らかに動くようにする体操や、
足の疲れによる動きの制限を改善する体操もお伝えしました。
炎症はまだ少し残っていますが、身体の動きを整えていけば、早く良くなりそうです。
~札幌市の整体院~
フィジオウェルネスマルヤマ
札幌市中央区南1条西25丁目1-17
Maruyama S1ビル3F
営業時間9:00〜21:00 ※当日のご予約は19:00まで
定休日不定休 E-MAILinfo@physiowellness.jp