今回は、足と靴のお悩みでご来店された方の事例をご紹介します。
　
この方は、一昨年に「強剛母趾」の手術を受けられた方でした。術後しばらくは落ち着いていたものの、
半年ほど前から足の爪に痛みを感じるようになったそうです。皮膚科を受診されたものの「問題はない」と言われ、
そこで「もしかしたら靴が合っていないのでは？」とアドバイスを受け、当院にご相談に来られました。
　
さらに最近では、手術を受けた左足ではなく、
右足にも痛みを感じるようになっていたとのことでした。
　
お話を詳しく伺ってみると、
　
・歩きづらい
・靴が脱げやすい
・巻き爪がなかなか良くならない
　
という、複数のお悩みを抱えていらっしゃいました。
　
実際に足を拝見すると、足指の間に明らかに「跡」が残っており、これは指同士が重なっていたサイン。
つまり、靴の中でつま先部分が圧迫されていたということです。

靴を確認させていただいたところ、サイズ表記としては「EEE」や「EEEE」といったワイズが広めで、
23.0〜23.5cmと長さも適正でした。
 　
ただし問題は「靴の中の傾斜」でした。
 　
これは靴にある坂の長さや角度が、その方の足の形に合っておらず、
前滑りを引き起こしてつま先が常に押しつけられていたようです。
 　
さらに、強剛母趾の術後に親指の動きが制限されていたため、親指を反れません。
歩行では蹴り出しの前に親指が反りますが、その機能がなくなり、バランスも崩れていました。
その結果、歩行時に足が内側にねじれるような蹴り出し方になってしまい、身体全体にも負担がかかっていたのです。
 　
当院では状態をしっかりと評価した上で、インソールを作成いたします。
足の癖や靴との適合性、足の構造などをすべて考慮したオーダーメイドです。
 　
使用していただいたところ、歩きやすさが「段違い」とのお言葉をいただきました。
「普通に歩ける感覚が戻った」と喜んでいただけました。
 　
また、しゃがめなかったのがしゃがめるようになり、
実は身体全体にも痛みがあったそうなのですが、
それも今ではなくなったとのことでした。
 　
こうした変化を実感していただけるのが、当院のインソールの特徴です。
単に形を合わせるだけではなく、足の状態や歩き方の癖まで丁寧に分析し、最適なサポートを提供しています。
 　
足や靴でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの一歩が、また軽やかになりますように。

～札幌市円山公園の整体院～
フィジオウェルネスマルヤマ