所属するサッカーチームのコーチから足がうまく使えていないようだから当店でインソールを作成しては？となりご来店。

自分でも足が遅いんです。という自覚でしたが廊下をちょっと走ってみると結構いい。

　

「50ｍは何秒？」

　

「7.1です！」

　

とスタートダッシュはいいけれど、その後に失速するという事でした。
これは外を実際に走ってみないとわからないな、とインソールを作る前に外に。

　

確かにスタートダッシュはいいけれど、中盤からすぐに背中を丸めて、重心が落ちていきました。サッカーという競技上はそういった子は非常に多いのですが、なんというかこう・・・腿が上がってない感じが。

　

そこで腹筋を使わせながら腿を上げてみると

　

「お腹痛い・・・」

　

というくらいにどうも使い方の一つが抜けている状態。
（速く走るのは腹筋だけではないですからね！！！！）

　

まぁそれでもちょっとやれば大分後半の失速はなくなったので、今度はお店でなんでその部分が落ちているのか、足の機能はどうかをチェック。
　
まずは肌の過敏性がありました。

　

これはお肌が敏感だと、足裏を握るような反射が出てしまい、どうしても力みっぱなしになるのです。

けどこれはインソールの素材や靴下を綿100％にすると途端に解消します。

　

そして次はお腹や全身を見ると。

　

明らかに腹筋が弱い。頸椎もちょっと動かない。

そんな状態でしたが、まず頸椎を戻してあげると

動画のように腿上げに力が戻ります。

　

「小学校からすぐ胃が痛くなって・・・」　

　

と、ひょっとしたらこの弱さは胃のせいかもしれません。

　

とにもかくにも腿上げも強くなり、自宅でやる事も伝え

さぁ外にダッシュ！

　

うん。しっかりと後半も早くなりました。

　

もちろんランを専門に見ている方やトレーナーの方などにはツッコミどころも満載かもしれない介入方法ですが、早くなった事は事実。これも一つの早くなる方法なんです。
　
そしてインソールですが、スパイクを忘れたようで再来店。

　

中敷きの素材を肌に併せ、前滑りを止め、アーチバランスを整えて完成

　

「めっちゃいい。走りやすいです」

　

というコメントを頂きました。

　

足が遅い＝インソールではないかもしれませんが
靴の影響はすべからくあります。そして身体の何かも関係あると思いますが、そのどちらも併せて対応致しております。

　

～札幌市円山公園の整体院～
フィジオウェルネスマルヤマ