授業中に下を向いていたり、首を動かしたり日常生活で首が痛いという高校生。ただこの肩こり首痛は中学生からもあったそうでした(お母さん初耳)
この学生さんは基本的には関節が柔かく、可動域はとても広い子です。けれども動きの中でや痛みが起こる場合は、
柔かい所と、硬い所のコントラストが強くなっているケースが多く見られます。もちろん巷で聞くように
・柔かいだけではダメ
・筋肉が弱いとダメ
という意見もありますし、それは否定はできないのですが
明日それが十分になっている事はありません。
だから痛くなるのは仕方がないのではなく、まずは短期的な目線で問題点を解消し、その後に長期目標としてつなげれば良いと考えております。
さて検査ですが、
・肩甲骨の高さの左右差
・左右の背骨の左右差
・股関節の硬さの左右差
・肩の動きの左右差
などなど、左右差が強くなっております。この多くは身体の癖が強くなっている事を示唆しますが(骨盤や身体が右に回ったままなどなど)、そういった癖が強くなっている場合
深呼吸がとても有効です。
この学生さんも深呼吸を行うだけで、肩や股関節の左右差がなくなり、首の痛みが起こらなくなりました。
ただ痛みが無いからといって、これだけだとさらに深い原因を突き止める事にはならず見ていくと
「昔肩を脱臼した事がある」
という事で、肩の開きの硬さはこのせいかとみてみると
非常に肘が硬くなっております。
肘の骨の回る動きがみられないため、そこを十分に動きを出していくと、肩の癖が抜け、正常な動きに戻りました。(お母さんの話では肩ではなく肘の脱臼でした)
次に部活でバスケットをやっているせいか、足首の動き・位置関係にも問題があり、そこを正常な位置に戻すと
今度は深呼吸を行った後よりも首も身体も足も痛みや症状は消え、とても楽な状態に戻りました。
これを若さというのかは証明はできませんが、先日つどーむで行われた「マイナビ」での学生さん整体体験会にて
【学生さんが整体を行う側】
になって生徒同士で深呼吸やリラックスを誘導する事で、身体の癖をとってもらう事を行った際にも、ほぼ全例で痛みがなくなり、姿勢が良くなっていたことを考えると
やっぱり若いと治りも早いのか?
などと思ってしまいます。
さてあとは時間が余ったので、バスケットのスリーポイントがよりうまくなる体操も含め、身体の癖を取る方法もお伝えして今回は終了となりました。
つらい肩こりや首痛でお悩みの方も是非ご相談下さい。
~札幌市円山公園の整体院~
フィジオウェルネスマルヤマ
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