巻き爪と外反母趾のお悩みでご来店。
また足が幅広の為、合う靴がなかなかなくその点についてもご相談を受けました。
※4か月前に右股関節の人工関節を手術されております。
まず巻き爪ですが、要因の一つに爪の下に体重が乗せられない事が上げれます。爪は下から圧がかかると、広がりながら伸びるのですが、その手前に乗せて歩かれる方は爪が巻きながら伸びてしまいます。
今回の方は指の力は強くありましたが、足の形や跡をみると、裸足では大丈夫だけれど、どうも靴を履くと指が使えなくなっている状態でした。
また外反母趾については、ついでっぱりが気になってしまう所。ですが、外反母趾はその手前の付け根を中心に広がり始めます。ではなぜそうなるかと言うと、もちろん足を内に捻りながら歩くような癖もありますが
多くは靴内で前に滑り、靴の内壁に衝突する事で起こってしまうのです。
これは開帳足も同じような要素があります。
今回の方は幅広という事で3Eや4Eといった幅広の靴を履かれていますが、問題はそこではありません。3Eや4Eという表記は付け根の寸法で、幅の広い方はそこから先のつま先が広い事が多くあります。つまり、つま先の形に合う靴を選ばないと、履いた瞬間から足趾が圧迫されるのです。
この方も例にもれず、足趾の外側に靴がぶつかっている跡がありました。
またもう一点既成靴の問題があります。
それはほとんどの既成靴が、歩いていると靴内で足が前に滑り落ちる形をしている事です。これはメーカーさんがそういった靴を木型から再形成しなおさなくては変わらないのです。前に滑り落ちるために、靴の内壁に足趾がぶつかり変形が起こってしまうのです。当然足指に体重を乗せる事もできなくなっていきます。
当店はこの問題にインソールと同時に、前滑りを止める加工も行っております。
靴選び・靴の加工があって初めて歩く際に足趾を十分に使う事が可能になるのです。
今回は履かれてきた靴に対してインソールを作成し、足の形・動きに合うように加工調整を行ないました。
つま先の広さはギリギリでしたが、その他のパーツを合わせていくとフィット感が格段に変わり、歩く際にも爪下に体重を乗せれるようになりました。
「フィット感が全然違います。また横がグラグラしないでぴったりします。」
というご感想
今後は当店にあるつま先の広い靴スニーカーにもインソールを作成することになりました。
・足のつま先は楽
・でも歩きやすい
そんな靴を履く時間が長いと、足はどんどん良くなっていきます。
~札幌市円山公園の整体院~
フィジオウェルネスマルヤマ
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