明日がトレイルランニングのレースなのに、左のだけでなく右の臀部も痛くなってしまったトレイルランナーの方に緊急整体
症状は左のお尻に力が入らない、そしてツマル感や張り感がずっとあり、それを嫌がって右にも違和感が出て来てしまったそうです。また右足が足趾が腹かない感覚がずっとあるそうでした。また走ると肩甲骨にも響くようです。
これをただの筋肉痛と判断してマッサージをすれば、30分ほどは麻痺的に緩むため症状は減りますが、おそらく本番まではもたないのでしょう。
それはそこにストレスをかけている原因をとっていないからだと思います。
検査をすると、しっかりと反り腰&猫背で、腰部にも痛みが出ていました。
また股関節を動かしたり、開いたりするとお尻周りや太ももに痛み・つまり感が出てしまいます。またバンザイでは左右共に上りが悪くなっており、首の動きも左右差が強くありました。
ちなみに足部の症状ですが、代表的な靴内で足が前滑りしている症状。これは靴をチェックし、前滑りを止めない事には始まりません(今シーズン靴を変えた後なっていた)
さて整体はいつも深呼吸から開始します。
けどこれだけでも股関節や肩の可動域が増えていきます。
整体では足・膝・股関節・骨盤・肩甲骨・首・肘と全てをチェックしていきますが、どうもこの方も股関節にはそれほどの問題は無く
首・肩・上肢に問題があった結果、股関節にストレスがかかっている様子でした。
首の動きがとても悪かったのですが(可動域というよりスムーズさ)、まずは右肩、ここに問題がありそうな・・・
「スノーボードでこけまくった後、肩回りが筋肉痛で痛かった事が」
と、関節の柔らかい方なので、恐らく肩の関節に無理がかかったのかな?と肩をはめていくと(やっぱり少しずれてた)、首の動きが戻り始めます。
次にまだつまり感は残っていたため、右の手首は肘を調整
これで首の可動域・スムーズさは戻り、肩の動きも滑らかになります。
「いつ振りかわかんないです」
と、やっぱり肩、悪かったのね・・・。
そして首や肩の動きが戻ると、連鎖で股関節は動きだすのです。
ブリッジ・捻る・股関節を開く
全てにおいて症状が無くなった為、今度は立ってチェックしてもらいます。
もうこの時点でお尻周りのつまり感は無く、お尻に力が入り出してきました。
ただ足のつまり感が少し・・・
靴が合わない症状ですが、今すぐにという訳にはいきません。
つまっていた母趾の筋肉を緩めていくとつまり感は消え
ランニング動作もケンケンでも力強さが戻ってきます。
「明日のレースはいけそう?」
「大丈夫だと思います」
という言葉通り、無事にレースを完走できたようでした。
~札幌市円山公園の整体院~
フィジオウェルネスマルヤマ
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