ご家族のご紹介でご来店

　

運送業をされており、慢性的な腰痛と左足の痺れ、そして両肘の痛みがあるそうでした。

立って捻ると腰は痛みますが、左足の痺れは常時あり、動きで特に強くなる事はありません。また、肘の痛みも徐々に重い感じがした後に、ジンジンとしてくる。そんな症状でした。
　
検査は立っての状態から始め、脊柱のねじれや動き、他の関節との連動を見ていきますが、どうもアバラも股関節も動いていないなぁ、という状態でした。

　

次に寝て検査を行います。
・腰を捻る動きでは痛みは出ませんが、骨盤を動かす動きでは痛みが、それも腰の芯に来るような痛みが出ます。
・また両肩とも動きが悪く、首も左に向けません。
　
こういった身体のねじれが慢性化したために腰痛や痺れ、肘の痛みに繋がったのだと考えました。
　
施術は深呼吸から行い、次に首を調整

これだけでバンザイの可動域が拡大されていきます。

　

次にイマイチ動きの悪かった左腕を見ていきますが、どうも肩のハマりがおかしい動き。それもそのはずで、以前両肩を痛めたままだったそうです。
　
運送業の力仕事は非常にきついですからね。無理もありませんが、この肩をはめて、肘を調整していくと、首の可動域はもとに戻っていきました。

　

次に左の足の痺れ感

これは坐骨神経痛の様な状態ですが、ふくらはぎの硬結部分に問題があり、ここを緩める事で腰痛はどんどん消えていきます。

最後は下半身を固めていた内ももを緩めると、寝た状態での腰痛は完全になくなりました。

　

仕上げは立っての確認です。ここで痛みがあるようならば、まだ取りこぼしや立っての連鎖がうまく働いていないといことに。

先程痛みが出た動き

　

可動域はかなり拡大しておりましたが、まだちょっと腰痛が。

これこそ立っての連鎖がうまくいっていない証拠で、ふくらはぎが硬すぎたため、足関節の動きが悪くうまくしゃがめていない状態でした。
　
しかししゃがみ動作を促通する事で、立っての動きでも腰痛は消え

肘の動きもスムーズに。

　

ただ首を上に向くと、腰ではない背中の部分に痛み？張り感が出ており、さらに身体を見ていくとあばらの動きが足りないご様子。

　

「夫はかなりのヘビースモーカーなんです」

　

と奥様。

　

であればこれは簡単。深呼吸とともにアバラを緩めると、等々すべての痛みは無くなりました。
　
後は自宅での体操です。
　　
・しゃがむ事
・腕を緩める事
・呼吸をしっかりと履く事

　

これらに長時間の運転後に行う事をお伝えし、終了となりました。

　

※ちなみに体操後は普段あぐらもかけなかったようですが、問題なく胡坐ができるようになりました。

　
後は忙しい合間をぬって、しっかりと体操を行なえるか。

それに尽きるかと思います。
　
～札幌市円山公園の整体院～
フィジオウェルネスマルヤマ