坐骨神経痛?
梨状筋症候群?
車の運転などで長い間座るとお尻が痛く、
長時間走ると右足の外側が痺れる。
それでもMRIもレントゲンでも異常は無いため、ご自身ではそう考えていたそうです(医師)
症状が出始めたきっかけは、昨年からマラソンをしっかりと始めた頃からという事でした。
ちなみに車の運転ですが、右足をアクセルブレーキに使うため、構造上は必ず右のお尻が浮き気味になります。すると脊柱が猫背であったとしても骨盤が右だけ反ってしまうため、反り腰的な形になり、お尻にはストレスが加わります。対応としては、ちょくちょく右のお尻を床に押し付ける逆の動きをしてもらいたいと思います。
さて検査上で背骨や骨盤・腰の動き・上半身等々見ていくのですが、腰にストレスをかけると腰痛やお尻の痛みが出てきますが
足の痺れが強くなる事がありませんでした。
ここでマラソンという事に着目すると、私自身10年以上北海道マラソンの救護班におりますが、多くの方が足の爪が黒くなっているんです。これは内出血によると思われるものですが、
ほぼ100%、靴の中で足が前滑りを起こしております。
前滑りの結果、足趾が靴の中で曲がり、そのままで走る事になるとふくらはぎには多大なストレスがかかり、足が攣りやすくなります。
この方も同様の事が見受けられ、おそらくこの要素があるのかな?そんな印象を持ちました。
さて施術は身体の歪みを深呼吸から整えていきますが、どうも右膝の動きがちょっと変だな?と。
「右膝を痛めたことありますか?」
「あ、去年からずっと右膝が痛い事があって・・・」
と、最初のお話し以外にも症状があるようでした。
これを足首や膝の位置関係から整えていくと、すんなりと腰へのストレスは消えていきます。また施術の最中
「右の手が痺れるんですよね」
とまた新しい症状が・・・。
頸椎・肩甲骨・腕と見ていきますが(体幹から下は把握済)
どうも右の肩が変だな、と。
「右肩を痛めました?」
「あ、一昨年に3か月くらい痛くて・・・」
と、なにか色々怪我をされた経験をお持ちでした。
痛みが抜けた後も、まだ肩の靭帯は固まったままで、おそらくここから頸椎・上腕の腕にある筋肉が右手に負担をかけ、痺れを誘発している印象でしたが、
肩を整え、肘・手首を整え痺れをチェックしてもらうと
「・・・大丈夫ですね」
と、やはり痺れも抜けて行きました。
そんな流れで痛みを取っていきますが、どうしても体操は必要になります。この方の場合とくに
右膝・足首・股関節
が固まったままランニングをしているため、ここを重点的に体操を行なってもらい終了となりました。
~札幌市円山公園の整体院~
フィジオウェルネスマルヤマ
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