足の指が使えている感じがしない

　

というご相談でのご来店でした。

　

身体が硬く、足指も浮いており、ハイアーチの悪い面が出ていたりと、色々なボディワークをされているけれど、足に関しては今一つ

という少年

　

確かに歩きを確認すると、足趾は全て浮いており左右のブレが強い状態でした。またしゃがみ動作は足首が硬すぎてまるで短距離ランナーのそれです。
　
ただ独特な歩き癖があり、試しに低反発素材という
柔かい床面にて片足立ちをしたところ、固い平地よりもはるかにバランスがとりやすくなりました。

　　　
恐らくはお肌が敏感で、どうしても固い床だと多くの刺激を拾い過ぎているかもしれませんね。

　

お母さんもチクチクザラザラな素材よりもフワフワの素材が好きだよねとおっしゃっていました。
　　
また光の過敏性や、耳の固さもあり、光過敏や聴覚過敏といった五感の鋭さもうかがえました。

　

五感が鋭い子は、持てあましてしまうと【敏感】【過敏】という悪い印象がありますが、裏を返せばこれは【気づける】というセンスになる訳で

この少年はまだコントロールがうまくいっていないのかな？

　

そんな印象を持ちました。

　

そういった子に最も速効性のあるワークはずばり【深呼吸】になります。
五感が鋭い方はどうしても息を

　

ヒュッ

　

と吸ったまま固まっていることが多いんです。
その状態だと身体が力みっぱなしなので、ストレッチをしてもなかなか効果が出辛かったりします。またバランス感覚にも影響を与えてしまうし、肌過敏がある子は

　

つま先立ち歩き

　

をする子がとても多かったりします。

　

インソールでは低反発素材をベースに、今まで使えてこなかった足趾を刺激する形状に

　　

そして整体としても、呼吸の重要性を体感できるように、施術前後でも比べてもらいました。

　

全てが終わり、靴をしっかり合わせた後は

「めっちゃいい・・・」

　　

とのご感想。

　

ただ足趾が使えていない。

そうだったとしても原因は多々ある訳ですね。
　
お悩みの方は是非ご相談下さい

　

札幌市円山公園の整体院
フィジオウェルネスマルヤマ