北海道マラソン前にご来店されました
ただ、新しいシューズにしてからどうも足が痛く
特には右足の母指球の痛みのため、完走に不安が出てきたそうです。
シューズを見てい見ると、つま先には捨て寸が全くなく
ギリギリのサイズでした。
ここは見解が分かれる所ですが、ランニングシューズは捨て寸を設けずにつま先ギリギリまでのシューズを好む方をよく拝見いたします。
余りなくピッタリとすることで、走る機能を上げる
という狙いはあるとは思うのですが、この考えがかなり曲者で
靴の中で足が少しでも前滑りしてしまうと
足趾が靴にぶつかります
ランナーの方、是非一度ご自身の爪を見て下さい
黒く変色していませんか?
そうなっている方は確実に靴の中で足趾がぶつかっているサインなんです。
そしてこの状態では足趾は使う事が出来ません。
指を縮めて固めた状態で走る事になるので、
ふくらはぎにかなりの負担が来てしまいます。
疲れがたまるとふくらはぎが攣る経験をもっている方、いらっしゃいませんか?足趾を固めているケース、非常に多くいらっしゃいます。
ただ、ここは走る時のイメージや感覚になると思いますが
固めた状態で足趾を使えなくても、その方が感覚が良いと思う方も
実は一定数いらっしゃいます。
ただ健康としては。。。あまりお勧めはできないものです。
さて、今回の方も捨て寸がないシューズを選ばれておりましたが
さらに不運な事に
・踵の広さに対して、靴の踵が狭いために弾かれて前に押し出され
・靴の中にある坂と、ご自身の坂の長さが違うため、この坂で落下して足が前に滑り落ちていました。
ピッタリ靴を選ぶ際に注意が必要なのは、フィット感=客観的なフィットではないという事です。
主観というものは概ねずれてしまうんですね。
結果、足趾は常に圧迫され、使えなくなっており
母趾球の部分だけで捻る動きが顕著に発生し
主訴の痛みに繋がったものだと思います。
その部分を靴自体に加工を行い、アーチ以外にも考えを持ったインソールを使用する事で
「別の靴みたいだ」
という感想を頂けました。
もちろん北海道マラソンも無事に完走できたとご連絡を頂きました。
ランニングシューズ
マラソンシューズ
でお悩みの方、ぜひ一度ご相談下さい。
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